便秘
便秘は慢性便秘症と言われ、排便回数が週に3日未満や、排便困難感・残便感などの症状の有無などにより診断されます。
若い世代は女性に多く、高齢になると男女差はなくなります。
便秘は器質性と機能性に分けられます。
器質性便秘
- 腸閉塞
- 大腸憩室症
- 大腸ポリープ、大腸がん
- 直腸がん
- 巨大結腸症など
機能性便秘
- 過敏性腸症候群
- 薬剤によるもの
- 代謝疾患や膠原病など
- 直腸肛門の機能低下
十分な睡眠とバランスの取れた食事で便秘を予防しましょう
便秘の予防には、適度な運動やバランスの取れた食生活などが大切になってきます。
以下の点を心がけて健康な腸生活を送れるようにしましょう。
- 食物繊維の多い食品(18-20g/日が目標)や発酵食品を食事に取り入れるようにしましょう
- 腸を刺激する運動(ウォーキング・水泳・ヨガなど)をしましょう
- 決まった時間にトイレに行く習慣づけや、便意をなるべく我慢しないようにしましょう
- ストレスが溜まらないよう、充分な睡眠を取るようにしましょう
以前から便秘だからまたいつもの便秘だろうと思っていても、じつは重大な病気により便秘になっている可能性があります。
長く続く便秘は体にとっても負担がかかっております。
お気軽に当院へご相談ください。
当院では腸内フローラ検査や大腸内視鏡検査を実施しております
腸内の不調は腸内細菌のバランスが崩れている場合があります。
当院で行っている腸内フローラ検査で、腸内の状態を調べてみませんか?
腸の不調には大腸ポリープや大腸がんが隠れている場合があります。
病気の早期発見・治療のためにも年に1度は大腸内視鏡検査をおすすめいたします。