甲状腺エコー検査
甲状腺とは、体温調整や自律神経の調整など体がバランスをとるのに必要な「甲状腺ホルモン」を分泌している部分です。
エコー(超音波)検査をすることで、甲状腺の状態を調べることができます。
甲状腺エコーで何がわかる?
甲状腺の大きさ
甲状腺は大きくても小さくても体調不良の原因になってしまいます。
腫れていたり肥大していないか、萎縮していないか判定を行います。
腫瘍の有無
甲状腺に腫瘍があるかを確認します。
腫瘍が見つかった場合には、良性か悪性か鑑別するための精密検査が必要になりますので、専門施設へご紹介いたします。
検査の特徴
仰向けに寝ていただき、首にゼリーを塗ってエコー機器をあてて行う検査です。
痛みはなく、被爆の心配もないため妊婦さんもお子様も安心して受けることができます。
食事制限などもないため、患者さんの負担が少ない検査です。
首の検査のため、検査当日はタートルネックなどの服装は避けていただく必要があります。
健康診断で指摘された方は一度検査を
甲状腺について健康診断で指摘される場合は「甲状腺が腫れている」ことが殆どです。
そのまま放置せず、早めに相談してください。
また、日常生活で何もしていないのに「脈が速くなって動悸がする」「暑がりになって汗をたくさんかく」、「脈が遅くなる」「寒がりになった」なども甲状腺が原因かもしれません。
甲状腺の状態が気になる方はご相談ください。