肺炎
肺炎は、肺に細菌やウイルスなどが入り込み炎症を起こす病気です。
日本人の死因で第4位となっており、そのほとんどが65歳以上の方です。
肺炎は風邪と間違えやすいため注意!
肺炎の症状は、重い風邪や気管支炎などの症状に似ており、勘違いされることが多いです。
風邪だと思っていたら肺炎だったということもありますので、症状が長引くようなら医療機関を受診しましょう。
風邪
- 症状:鼻水、くしゃみ、せき、のどの痛み
- 期間:数日~1週間
気管支炎
- 症状:痰の量が増える、首や背中の痛み、関節痛
- 期間:1ヶ月
肺炎
- 症状:胸の痛み、高熱、寒気、息切れ、せき、だるさ
- 期間:1ヶ月
小さい子どもや高齢者が発症しやすい?
健康な状態であれば、ウイルスや細菌が肺に入り込もうとしても身体の防御機能が働きます。
しかし、不調で抵抗力が弱まっている場合や、小さい子どもや高齢者など、もともと免疫力が弱い場合は、肺炎にかかりやすくなってしまいます。
肺炎は日本人の死因第4位!?
65歳以上の方は予防接種を受けましょう。
日本人の死因の中で、がん、心臓病、脳卒中に続いて肺炎は第4位となっており、その内のほとんどが65歳以上です。
現在、肺炎球菌ワクチンは65歳以上の方であれば、定期予防接種として受けられるようになりました。自己負担なしで受けられますので、詳細はお住まいの地域の自治体ホームページなどをご確認ください。
当クリニックでも、杉並区の高齢者肺炎球菌予防接種を行っています。
(※)病状によっては専門医の受診を勧めることがあります